ドゴール帽フォーエバー
4月1日から営団地下鉄が民営化して「東京メトロ」になるんだそうだ。まあ、一利用者にすぎない私としては、地下鉄の入り口に掲げてある見慣れたマークと制服が変わるんだな、程度の印象しかないけれど。
その新しい制服を見た。ガビーン。地味だ。地味すぎる。女性用に至っては婦警さんみたいじゃないかぁ!
営団地下鉄といえば、ご存知オリーブグリーンのブレザーに黒のスラックス、ブレザーと同色の円筒状の帽子がトレードマーク(ドゴール帽というらしい)。あの制服に変わったのは私が上京してきて間もない頃だったのだが、いやがおうにも人目を引く制服に身を包んだ典型的日本人体型の駅員さん(しかもオヤジ)の姿を見て、「これが東京か……さすが都会は違う」とおののいたものであった(ちょっと嘘)。
しかし、最初の内こそ友人間でも「虫!?」「郵便局員より派手じゃん」などと揶揄していたものの、しばらくすると駅員さんたちもそれなりに着こなせるようになり…というよりこちらが見慣れてしまい、キミドリ色の立ち姿もすっかり日常の景色としてなじんでしまった。それどころか、一度くらいあの帽子、かぶってみたいなあ、なんて思ったりして。
混雑したホームでも駅員さんがどこにいるか一目でわかるという利点をひそかに評価してたんだけどなあ。今度の制服じゃ、ラッシュアワーにはサラリーマンの波にまぎれてしまうんだろう。せめてもうちょっと奇抜な帽子でアピールしてくれたら…と、勝手な事を考える3月の終わり。
あっ、でも旧制服も、夏服はいただけなかったな。季節が変わると、ブレザーのおフランスな感じから一転、ヨレヨレの作業着という趣だった。そういや新制服の夏バージョンは公式HPにも載ってなかったなあ。夏服デザインで我々の度肝を抜く何かをやらかしてくれるよう祈る。


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